株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:北村精男)は、兵庫県丹波市にある関西工場内に、圧入機の修理・メンテナンス・操作技術の研修施設として「圧入トレーニングセンター」を開設し、10月より運用を開始いたしました。
圧入工法が世界的に広がりを見せる中、圧入機を正しくメンテナンスできる人材の育成はグローバル展開を進める上での課題の一つであり、短期間で集中的に研修を行うことができる施設の設置は、国内外の顧客から待ち望まれていました。
「圧入トレーニングセンター」は、実際に稼働中の工場内で機械整備の手順や技術を見ながらより実践的で効率的な指導を行えるように、西日本地区の圧入機製品の修理・メンテナンス、部品供給の拠点として稼働している関西工場内に新設しました。
教育体制としては、プロダクトサポート部内に技術指導専門の部署を設け、独自のカリキュラムや教育資料を用いて専門員が指導に当たります。
同センターには、すでに東南アジアの圧入機ユーザー数社から研修の依頼が入っており、10月はベトナムからの研修生を受け入れる予定となっています。
当社ではこのトレーニングセンターを活用した研修を通じて、社内外および国内外の技術者の育成を強化するとともに、圧入機のメンテナンス技術のネットワークを世界的に拡大させることで、顧客サービスの充実と圧入工法の一層の普及拡大を図ってまいります。