東京都港区新橋で「エコサイクル」2基を建設中

2015.10.19 ニュースリリース

株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:北村精男)は、東京都港区発注の「(仮称)桜田公園自転車駐車場整備工事」で、耐震地下駐輪場「エコサイクル」2基(自転車408台収容)の建設を進めています。

一日約90万人が利用する新橋駅は、JR東日本をはじめ東京メトロや都営地下鉄などが乗り入れる重要な交通結節点となっています。港区では、自転車の乗り入れ台数の多い新橋駅周辺の駐輪対策として、「区立桜田公園(東京都港区新橋三丁目16番15号)」の地下に機械式駐輪場の整備を決定、周辺環境への影響を抑え早期に整備できるエコサイクルが採用されたものです。

エコサイクルは「地上に文化を、地下に機能を」のコンセプトのもと、当社独自の「圧入工法」で創出する円筒形の地下空間を活用した耐震地下駐輪システムです。地中に圧入したインプラント構造の許容構造部材が直接躯体壁となる合理的な設計・施工により、無駄な仮設工事が不要で大幅な工期短縮とコスト削減を実現します。

また、地上部はコンパクトな入出庫ブースのみで、公園の景観や機能を損ねずに憩いのある空間を確保します。必要な場所に設置できる省スペース・高収容設計に加え、音声と表示ガイダンスによる簡単操作で、最短約8秒で自転車を取り出すことができ、機能性はもとより、利用者に大きな利便性をもたらします。

港区の公共駐輪施設としてのエコサイクルの採用は、品川駅前の「こうなん星の公園自転車駐車場(2010年3月竣工)」、六本木駅前の「三河台公園自転車駐車場(2013年3月竣工)」に続き今回が3件目となります。優れた施工性に加え、街を便利に美しく変える駐輪システムとしてのこれまでの運用実績が評価を受けたもので、来年2月末の竣工に向け整備を進めていきます。

エコサイクル(完成イメージ図)

エコサイクル(完成イメージ図)

整備事業の概要

1.事業名:(仮称)桜田公園自転車駐車場整備工事
2.整備箇所:東京都港区新橋三丁目16番15号
3.発注者:東京都港区
「エコサイクル」の特徴

以上

お問い合わせ先: 株式会社技研製作所 工法事業部 地下開発課 Tel.03-3528-1629
GKN15NW007JA