バングラデシュの橋梁の基礎工事(ODA案件)で「インプラント工法」採用

カチプール橋

本案件は首都ダッカと第2の都市チッタゴン間の国道1号線上に位置するカチプール橋、メグナ橋、グムティ橋の既存3橋を改修し、既存橋に並行して第2橋を新設する工事です。車線の拡幅に加え、橋脚の洗掘や耐震対策を実施して安全性を高めることで、交通量の増加に対応し、バングラデシュ経済全体の活性化に寄与することを目的として行われました。

採用理由

橋梁の基礎工事にあたっては、日本の独自技術である鋼管矢板井筒基礎構造が採用され、特に難易度の高い桁下部を当社の圧入技術によって構築します。「サイレントパイラー4台での同時施工により、短工期で施工します。

事業概要

事業名:カチプール・メグナ・グムティ第2橋建設工事および既存橋改修事業
工事場所:バングラデシュ人民共和国

【カチプール橋】
使用機材 :鋼管パイラー F401
杭材型式・寸法 :鋼管矢板(直径1000mm、長さ28.0~41.5m、PP継手)160本
圧入工工期:2017年2月~8月

【メグナ橋】
使用機材 :鋼管パイラー PP200E、SP12
杭材型式・寸法 :鋼管矢板(直径1000mm、長さ45.5~56.0m、PP継手)180本
圧入工工期:2017年2月~10月

【グムティ橋】
使用機材 :鋼管パイラー F401
杭材型式・寸法 :鋼管矢板(直径1000mm、長さ41.5~55.0m、PP継手)120本
圧入工工期:2017年2月~8月