株式会社技研製作所（本社：高知市、代表取締役社長：森部慎之助）の超小型 EV 専用機械式駐車場「EV エコパークⓇ」、圧入技術の優位性の情報発信基地「RED HILL 1967」および施設内の「創造館（世界杭打機ミュージアム）」「研究棟」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023 年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
本賞は形の美しさだけでなく、人、社会そして未来を豊かにすると認められたものに授与されます。
当社は創業以来、時代や社会の変化に伴い生じる社会課題に対してソリューションを提供し続けてきました。グローバルに知られる本賞の受賞により、当社の機械や工法、構造物の認知度向上、普及拡大が期待できます。今後もオンリーワンの技術を活かしながら、世界の建設課題の解決、安全で快適な街づくり、ひいてはサステナブルな社会の実現に貢献していきます。
■グッドデザイン賞
1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外から多くの企業や団体が応募する世界的なデザイン賞で、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
※参考：グッドデザイン賞ウェブサイト
（https://www.g-mark.org/)
■EV エコパークⓇ
省スペースかつ高収容、スピーディーな入出庫に、駐車中の自動充電という付加価値を持たせた超小型 EV 専用の機械式駐車場です。超小型EV 普及の課題となっている駐車スペースと充電施設の不足を一挙に解決し、カーボンニュートラルに寄与。外からでも内部のなめらかな機械動作を見ることができ、「魅せる駐車場」としても、機能的で持続可能な街づくりに貢献します。
※参考：当社ウェブサイト
（https://www.giken.com/ja/products/ev-ecopark/)
■RED HILL 1967
圧入技術の情報発信を行う施設です。「百聞は一見に如かず」をコンセプトに、圧入技術の粋を集めた機械や工法、構造物の「実物」を展示しています。「圧入」とは何なのか、またその優位性や適用事例などについて、世界中から訪れた方々が言葉や文化の壁を超えて心から納得、理解できる施設となっています。
※参考： RED HILL 1967 特設サイト
（https://redhill1967.giken.com/)
■創造館（世界杭打機ミュージアム）
世界で唯一の杭打機ミュージアムです。当社グループが誇る歴代の発明・開発品や原理を異にする世界の杭打ち機など計 50 台を展示。建設公害の元凶と言われた杭打ち工事が圧入技術の実用化により無公害化された経緯などを解説しています。建物は、主要構造材に鋼矢板を採用して大空間を実現した全く新しい建築構造となっており、圧入技術と鋼矢板の新たな可能性を示しました。
※参考： RED HILL 1967 特設サイト
（https://redhill1967.giken.com/museum/）
■研究棟
圧入技術の過去、現在、未来を解説するシアターホールや展示ホールのほか、研究室を設置しています。建物は、圧入で構築した鋼矢板の連続壁に壁、柱、杭基礎の機能を一体的に持たせた世界初＊の建築構造。鋼矢板を引き抜くだけで土地を容易に原状回復でき、鋼矢板は他の用途に転用可能。時代や社会の変化に柔軟に対応できるサステナブルな設計です。“高精度施工”が可能な圧入技術により、直線の鋼矢板で難易度の高い曲線的なデザインを実現。圧入技術と鋼矢板の活用範囲を「建築分野」にまで拡大しました。
＊当社調べ
※参考： RED HILL 1967 特設サイト
（https://redhill1967.giken.com/research-building/)
■技研グループ概要
「圧入原理」を世界に先駆け実用化した杭圧入引抜機「サイレントパイラーⓇ」を製造開発し、その優位性を生かしたソリューションを提案・実践しています。無振動・無騒音、省スペース・仮設レス、地震や津波、洪水に耐える粘り強いインフラの急速構築――。圧入技術が提供するオンリーワンの価値は、世界の建設課題の解決や国土防災に貢献しており、採用実績は40以上の国と地域に広がっています。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社技研製作所
高知本社／高知県高知市布師田3948番地1
TEL：088-846-6783（平日8：00～17：00） 広報担当：林
東京本社／東京都江東区有明3丁目7番18号 有明セントラルタワー16階
TEL：080-3712-7614 広報担当：吉野
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