シンガポールに技研製作所アジア指定工場

アクティオパシフィックと契約。東南アジアでタイに次ぎ2カ所目

2021.6.28 お知らせ

株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:森部慎之助)のグループ企業・Giken Seisakusho Asia Pte., Ltd.(本社:シンガポール、代表取締役社長:大平厚/以下、技研製作所アジア)が、シンガポールを拠点とするAKTIO PACIFIC PTE. LTD.(本社:同、取締役:千葉公一/以下、アクティオパシフィック)と指定工場契約を結びました。技研製作所アジアの指定工場はタイにもあり、東南アジアで2カ所目となります。

東南アジアにおける保守体制を強化し、現地で急速に進む工法普及、市場拡大に対応していきます。

■提案型保守サービスを推進
東南アジアで最も正規ユーザーが多いシンガポールでは、これまで技研製作所アジアのスタッフが修理やオーバーホールなどの保守業務に当たっていました。今後はタイだけでなくシンガポールでも、自国内で発生した修理やオーバーホールといった従来型の保守業務を指定工場に移管し、技研製作所アジアは「提案型保守サービス」の推進に向けて指定工場と連携していきます。予防保全を目的としたこのサービスは、各国ユーザーの機械状態を把握・管理し、圧入機の機能を最大限に発揮させるメンテナンスや整備の提案を行うものです。さらにユーザーへの施工技術指導にも注力し、現場の成功を後押しする体制を強化することで顧客の満足度や購買意欲を高め、工法普及にもつなげていきます。

■アクティオパシフィック
アクティオパシフィックは総合建設機械レンタル・株式会社アクティオ(本社:東京都、代表取締役社長兼COO:小沼直人)のグループ会社です。圧入技術や当社製品の価値に対する理解が深いことに加え、日本人スタッフが駐在していること、現地で構築している工事会社などとのネットワークの活用が期待できることから、ビジネスパートナーとしての連携に向けて契約交渉を進めてきました。

アクティオパシフィック本社(シンガポール)

■指定工場概要
登録企業名:AKTIO PACIFIC PTE. LTD.
所在地  :No.11 Pioneer Sector 1 , Jurong, Singapore 628422
敷地面積 :7,0352
従業員数 :32
運用開始日:202161

■東南アジア市場の展望
東南アジアでは近年、圧入市場が急速に広がっています。特にシンガポールやタイ、ベトナム、ミャンマーでの認知度は高いものがあります。急激に都市化が進む東南アジアにおいて、無振動・無騒音をはじめとした圧入技術の優位性に対するニーズが今後も増大していくのは間違いありません。インフラ整備や民間工事を通じ、地域全体で工法普及が進んでいくことを確信しています。