地震動による衝撃を緩和し構造物の変位を抑える
拘束地盤免震は、インプラント構造Ⓡの連続壁で地盤を拘束することで、地震動による衝撃を緩和し構造物の変位を抑える地盤免震技術です。
施設や鉄道、道路など液状化による被害を免れたい構造物に手を加えることなく、その設置地盤の周囲を鋼矢板等で囲い込むことで液状化を抑制します。シンプルな工程で短工期・低コストを実現しており、さらに鋼矢板を引き抜くだけで原状回復ができる地球にやさしい液状化対策工法です。地上地下を問わず、既設のあらゆるインフラ設備の液状化対策としてご利用になれます。
石油化学コンビナートなどの屋外貯蔵タンクの設置地盤を円筒状に囲い込み液状化を抑制する「鋼矢板リング工法」と、周辺地盤の側方流動を抑制する「側方流動抑止工法」の相乗効果で、施設全体を安全に保ちます。