高知本社の「エコパーク」をリニューアル

2018.8.10 ニュースリリース

株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:北村精男)は、1994年に高知本社敷地内に設置した耐震地下機械式駐車場「エコパーク」を24年ぶりにリニューアルし、87日より社員用駐車場兼PR施設として運用を開始しました。

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新しい入出庫ブース

高知本社エコパークは199412月にエコパークの第1号機として完成。社員の自家用車を駐車するとともに、来客に対しては地下開発製品の実証PR施設として活躍しました。その間に阪神・淡路大地震(1995年)で震度4、芸予地震(2001年)で震度5の揺れを経験しましたが、H形鋼を円筒状に圧入し、連続壁体として構築した躯体および機械装置に変位・損傷はなく、インプラント構造の強靭さが実証されました。
一方で、自動車の嗜好の変化により、車高が高い車が増加したことで規格に合わない割合が増えたこと及び機械装置が換装期を迎えたことを機に、改修を進めていました。

リニューアルにあたっては、当時の躯体をそのまま活かしつつ、ミニバンなどのハイルーフ車やワイド車にも対応するために収容台数をこれまでの50台(110台×5層)から32台(18台×4層)に再編しました。また搬送装置を円形にし、旋回と昇降を同時に行う最新の機械システムを導入したことで、平均出庫待ち時間を以前の38秒から29秒まで大幅に短縮しました。

「地上に文化を、地下に機能を」のコンセプト通り、入出庫ブースのデザインは徹底的に機能美を追求し、円形搬送装置に合せた円筒形とし、ブース形状に合わせた左右両開きの入出庫扉を採用するなど、平面形状と高さの極小化に成功しました。外壁には大きなガラス面を設け、来訪者が入出庫室内に立ち入ることなく安全に、車両が地下に搬送される仕組みやスピードを目の当たりにできるようにしています。

今後も当社の技術力を効果的に伝える施設として有効活用し、「エコパーク」のさらなる普及拡大につなげていきます。

■技研製作所 高知本社内エコパークの仕様
1.収容台数:32台(1層8台×4層)
2.入庫可能車両規格:車長5000㎜、車幅1900㎜、車高2000㎜、車重2200㎏以下
3.平均出庫待ち時間:29秒

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リニューアルした「エコパーク」の全体イメージ図

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入庫の様子

お問い合わせ先:株式会社 技研製作所
総務部 情報企画課
TEL: 088-846-6783(平日8:00~17:00)
【高知本社】高知県高知市布師田3948番地1 

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