オーストラリアにサイレントパイラーを初納入

2017.5.17 ニュースリリース

株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:北村精男)は、2017年4月、油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー SW100」を、オーストラリアのJ Steel Australasia(ジェイ スティール オーストララシア 以下J Steel社)へ納入しました。オーストラリアの現地企業への納入は今回が初めてであり、6月よりシドニーの護岸改修工事にて稼働予定です。

これまでオーストラリアの基礎工事はコンクリートが主体で、鋼矢板の利用は限定的でした。J Steel社は、世界最大の鋼材メーカーであるArcelorMittal, S.A.のオセアニア地域の正規代理店であり、圧入工法の安全性の高さや工期の短さ、周辺への影響の少なさなどを高く評価し、新たな事業展開の足掛かりとしてサイレントパイラーの導入を決断、納入に至りました。

納入に合わせ開催されたJ Steel社の創業10周年を記念するセレモニーには、当社代表の北村精男も参加し、J Steel社社長のAnthony John Bertrams氏と親睦を深めるとともに、インプラント工法をはじめとする当社の理念へも共感を得ました。J Steel社は建設工事のコンサルティングにも強みを持ち、圧入工法の普及拡大に意欲的なことから、良きパートナーとして同地域での市場開拓に協力して取り組んでいくこととなりました。

当社グループの長期ビジョンでは、売上比率の7割を海外とする目標を掲げており、今後もインプラント工法をグローバルに普及拡大させる戦略的なビジネス展開を進めてまいります。

納入されたサイレントパイラーSW100 (圧入矢板を掴んでの自走状態)

納入されたサイレントパイラーSW100 (圧入矢板を掴んでの自走状態)

J Steel社取締役社長 Anthony John Bertrams氏(左)と当社の代表取締役社長 北村精男(右)

J Steel社取締役社長 Anthony John Bertrams氏(左)と当社の代表取締役社長 北村精男(右)

お問い合わせ先:株式会社 技研製作所

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