株式会社技研製作所(本社:高知市/北村精男社長)は、このほど新型圧入機「サイレントパイラー F101」を開発し、販売の予約受付を開始しました。
F101は、U形鋼矢板400mm幅の圧入施工に特化し、すべてのパーツを構造・形状・材料から見直して徹底した最適化を図り開発した専用の圧入機です。建設工事のあるべき姿である「建設の五大原則」を高いレベルでバランス良く遵守する機能設計と形状設計を施し、軽量・コンパクトで高性能な製品として完成しました。最新の制御システムを導入し各動作の負荷を適切に制御することで、主要部品の信頼性の向上と長寿命化を実現しています。
また、圧入情報や機械情報などの各種情報をオペレータが圧入施工中にリアルタイムに把握できる情報端末「G-PAD」をはじめ、圧入機の位置情報・メンテナンス情報・稼動情報が自動的に専用のサーバーに蓄積され機械情報を遠隔管理できる「新GIKEN ITシステム」を搭載し、機械性能を継続的に維持させる独自の「GIKENメンテナンスシステム」も提供するなど、先進の情報化施工技術と機械保全システムを盛り込み、優れた機械性能をより効率よく安定して発揮できる圧入機となっています。
なお、F101の販売開始は本年8月下旬を予定しています。