港区六本木に地上式の｢エコサイクル｣2基がオープン

株式会社技研製作所（本社:高知市、代表取締役社長:北村精男）の機械式駐輪システム｢エコサイクル｣2基（計408台収容）が港区六本木に完成、8月1日より「港区立六本木駅自転車駐車場」としてオープンしました。

大使館や高級ホテル、大型商業施設などが立ち並び、東京を代表する繁華街の一つである六本木では、駐輪場用地の確保が非常に困難であることから、港区営住宅シティハイツ六本木の建て替えにあわせ、省スペース・高収容設計のエコサイクル2基が採用となりました。六本木地区では最大の駐輪場となり、自転車の放置・盗難被害減少への貢献と自転車を活用した都市機能の充実に大きな期待が寄せられています。

本駐輪場は、建物組み込み型の地上式エコサイクルとして整備されており、外装の一部がガラス張りとなっています。日中はもちろん、夜間は内部をライトアップすることで、収納自転車や機械装置の動きを「魅せる」駐輪場として、街の新たなランドマークとなりうるデザイン性の高さが早くも好評を博しています。

港区の公共駐輪施設としてのエコサイクルの採用は、「桜田公園自転車駐車場（2016年2月竣工、2基整備）」に続き今回が4件目（計10基）となります。今回オープンした「港区立六本木駅自転車駐車場」は、2013年3月に竣工した「三河台公園自転車駐車場」と連携した相互利用が可能であり、どちらかで登録を行うことで双方の駐輪場を利用できる、利便性の高い駐輪環境を実現しました。

当社では、今後も機能的で快適な街づくりに寄与するエコサイクルの普及拡大を国内外で展開していきます。