「圧入」に関する施工能力等の見える化評価基準が 国土交通大臣により認定

2024.1.30 お知らせ

株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長 CEO:大平厚)が製造販売する杭圧入引抜機「サイレントパイラー」を用いる「圧入」について、一般社団法人全国圧入協会(本部:東京都港区、会⾧:森永教夫)の策定した「圧入企業の施工能力等の見える化評価基準」が国土交通大臣の認定を受け、125日、国土交通省より公表されました。これにより、国土交通省が推進する「専門工事企業の施工能力等の見える化評価制度」において「圧入」が対象職種に加わりました。

■専門工事企業の施工能力等の見える化評価制度とは

建設キャリアアップシステム(CCUS) ※1に登録・蓄積される事業者情報や、建設技能者の能力評価制度※2を活用して、専門工事企業の施工能力等を「見える化」する制度です。技能者を雇用・育成する専門工事企業が、発注者や元請、ハローワーク等に情報発信し、受注機会や入職者確保につなげることが期待されています。

※1 技能者が、技能・経験に応じて適切に処遇される建設業を目指して、技能者の資格や現場での就業履歴等を登録・蓄積し、能力評価につなげる仕組み。国土交通省と建設業団体で連携して普及・利用促進に取り組んでいます。
参考:国土交通省ウェブサイトhttps://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000033.html

※2 建設キャリアアップシステムに登録されている技能者を対象に技能と経験について能力評価を行う制度。国土交通大臣が認定した能力評価基準に基づき、分野ごとの能力評価実施団体がレベル1~4の評価を行います。
参考:国土交通省ウェブサイトhttps://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000040.html

■「圧入」の見える化評価の実施について

各専門工事企業の申請により、(一社)全国圧入協会(本部:東京都港区、会⾧:森永教夫)が「圧入企業の施工能力等の見える化評価基準」3に基づき順次評価を実施していきます。評価結果は、(一社)全国圧入協会及び国土交通省HPにおいて公表される予定です。

※3 「圧入企業の施工能力等の見える化評価基準」の詳細
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001720851.pdf

出典:「見える化評価の概要」(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/ccus_mieruka.pdf

■一般社団法人全国圧入協会について

建設工事における無公害化の推進ならびに圧入業界の健全な発展を図ることを目的に19796月に発足し、2016年7月に一般社団法人格を取得しました。圧入施工技能の向上ならびに圧入工法の普及に資するため、認定試験や講習会、現場見学会などを実施しています。

本件に関するお問い合わせ先:
(一社)全国圧入協会  担当 那須(なす)