防災
取水場沈砂池の浮上り対策
千葉県 印旛郡
概要・特長
・沈砂池の周囲を非液状化層まで根入れされた排水機能付鋼矢板で囲み、排水による過剰間隙水圧の低減と液状化の地盤流動による回り込みを防ぐことにより、沈砂池の浮上りを予防。
・排水機能付鋼矢板(ハイドレーンパイル)を圧入施工が可能。
・無振動・無騒音の圧入工法により、隣接施設に対して振動等の影響を与えない。
・東日本大震災では、対策済みの沈砂池に変状は確認されなかった。他方、未対策の沈砂池では10~15 cmの沈下が確認された。
施工機械 | 排水機能付鋼矢板圧入専用機 |
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材料 | 鋼矢板 ⅤL型(排水機能付鋼矢板) 矢板長13.0~16.0m 施工枚数158枚 |
計画平面図・断面図
土質柱状図
引用元:圧入工法設計・施工指針 2020 年版【参考資料】(発行/国際圧入学会)