堤防の耐震補強・液状化対策

2022.10.15 海岸

 海岸

海岸堤防の耐震・液状化対策(インプラント堤防)
高知県 高知市


概要・特長

・堤防の耐震補強・液状化対策
・堤体内に鋼管杭連続壁を構築し、既存堤防を地震および津波に対して粘り強い構造体に改良(インプラント堤防)。
・鋼管杭の施工位置は車線規制ができない幹線道路沿いであること、くわえて海岸の環境保全も課題であった。このため、工事ヤードを最小限に抑える必要があり、鋼管杭を施工する機械の幅を小さく抑えた回転切削圧入を採用した。
・回転切削圧入により、既存堤体に影響を与えず鋼管杭を施工。
・低振動・低騒音の施工により住宅地への影響を低減。

施工機械ジャイロパイラー(GRV1230)、パイルランナー
材料鋼管杭 杭径1000mm 板厚10mm 杭長15.5m 1箇所継ぎ 施工本数255本

施工平面図


施工断面図



土質柱状図




引用元:圧入工法設計・施工指針 2020 年版【参考資料】(発行/国際圧入学会)