道路
道路擁壁の改修
神奈川県 鎌倉市
概要・特長
・台風より老朽化した道路擁壁の一部が崩壊。この復旧工事が契機となり、擁壁改修による防災面の強化、交差点改良による交通の円滑化、歩道整備による交通安全の向上を目的とした道路擁壁の改修事業(本事例は改修事業に含まれる一工区です)。
・自立式の鋼管杭連続壁を採用し構造体の占有面積を最小限に留めることより、砂浜の保全など、周辺環境への配慮が可能。
・ジャイロプレス工法Ⓡを使用し、既存擁壁を事前に撤去することなく、貫通して鋼管杭を施工。
・ノンステージング工法を併用することにより、並走する国道の交通規制を行わず短期間で鋼管杭を設置した。加えて、仮設桟橋などの付帯設備を最小限に留めた。
施工機械 | ジャイロパイラーⓇ(GRV1026)、クランプクレーン |
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材料 | 鋼管杭 杭径1000mm 板厚10mm 杭長15.5m 1本物 施工本数22本 |
施工断面図
土質柱状図
引用元:圧入工法設計・施工指針 2020 年版【参考資料】(発行/国際圧入学会)