地域に密着して四国エリアの防災事業、インフラ再整備を加速

圧入工法の技術提案担当者を高知本社に配置

2025.4.25 お知らせ

四国エリアの防災・減災関連事業、インフラ再整備に一層注力するため、41日付で高知本社にエリア専属となる圧入工法の技術提案担当者を配置しました。これまで高知本社は開発拠点としての機能が主でしたが、南海トラフ地震対策および高度経済成長期に建設された道路や橋などの老朽化したインフラ改修を円滑かつ早急に進める必要があると判断しました。

四国エリアにおいては、2012年から国土交通省直轄工事として高知海岸の地震・津波対策工事に採用され、土佐市から南国市までの約14㎞の区間で、二重鋼矢板・鋼管杭による堤防補強を実施しました。浦戸湾では、津波から街を守るための三重防護対策において採用が継続されています。愛媛県では西日本豪雨により大規模な浸水被害が生じた肱川の堤防整備工事等も手掛けました。地球温暖化による気候変動が続く中、今後も防災面での工事需要は増えると考えており、「インプラント堤防™」をはじめとする圧入技術は、海岸・河川の堤防補強、港湾の機能強化、老朽化したインフラのリメイク、災害からの迅速な復旧等に大きく貢献できると考えています。

管轄するエリアは、高知、愛媛、徳島、香川の四県。工事を発注する国や県、各自治体の担当者の方々、建設コンサルタントの皆様、そして実際に工事を行う建設会社の方々に地域のニーズを丁寧に伺いながら、最適な工法を提案し、災害に強い持続可能な街づくりに貢献してまいります。

■工法設計・積算等に関するお問い合わせ先

工法事業部 工法推進課 四国エリア担当:土居、西本
以下フォームよりお問合せください。
https://www.giken.com/ja/contact/inquiry_construction/