全日本建設技術協会が視察のため「RED HILL 1967」に来場されました。

公共事業に係る建設技術関係者196名が参加し、圧入技術の優位性を実感

2025.2.13 お知らせ

高知県香南市赤岡町にある圧入技術の情報発信基地「RED HILL 1967」に131日、一般社団法人全日本建設技術協会(以下、全建)が第711回建設技術講習会(主催:全建、高知県、高知市)の一環で視察のため来場されました。都道府県や市町村等に勤務し、公共事業に係る建設技術関係者196名が参加。「百聞は一見に如かず」をコンセプトに、圧入技術の粋を集めたGIKENの機械や工法、構造物の「実物」を展示する当施設にて、その優位性を深く納得、理解いただける機会となりました。

全建は約5.7万名の会員を擁し、建設技術の進歩・発展、住宅・社会資本の整備・管理を通して、より豊かで安全な社会の実現を目指しています。建設技術の向上に資する調査研究・情報提供や、建設技術に関する講習会・見学視察の実施など様々な事業を行っています。講習会は道路、河川、港湾、都市・地域整備等の行政課題をはじめ建設事業の実施に伴う重要課題を取り上げており、今回は「これからのインフラの維持管理・更新」をテーマに開催されました。

当施設の展示機の一つである超低空頭対応「ジャイロパイラー™」は、上部クリアランス2.5mの空頭制限下でも、先端に切削爪を付けた直径1000㎜の鋼管杭を回転圧入し、硬質地盤やコンクリートなどの地中障害物を貫通しながら連続壁を構築することにより、構造物の再生や機能強化が行えます。国内外でインフラの老朽化が社会課題となる中、本機は「空頭制限」に「硬質地盤や地中障害物」の条件が重なって施工が困難な橋台や橋脚基礎の補強、橋梁下における河川護岸の改修といった現場にソリューションを提供します。参加者からは「本機の特長が生きる現場がある」「圧入技術は土木分野において欠かせない技術の一つだと思う」などの声があがり、具体的な工事での採用に向けた質問も寄せられるなど、当社技術に対する関心の高さが伺えました。

今回得た建設技術関係者とのリレーションシップを足がかりに、工法普及を加速させ、安心安全な暮らしの提供、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。