道路
道路拡幅のための鋼管杭連続壁 ②
神奈川県 川崎市
概要・特徴
・道路拡幅のために、切土式の擁壁を構築。
・他構造の擁壁(控え壁式・もたれ式)では、後背地にある民地境界を侵すことから、自立式の鋼管杭連続壁を採用。
・既に施工済みの鋼管杭上で施工が可能であり、傾斜地での作業員の仮設足場も不要。
・ジャイロパイラーⓇおよび周辺機器は既に打ち込んだ鋼管杭の天端にて稼働するため、道路を占有する機材はラフテレーンクレーン、運搬車両および鋼管杭のみとなる。このため、日中は片側交互通行、夜間は道路の全面開放に交通を確保した。

圧入施工の状況

施工前

竣工
施工機械 | ジャイロパイラーⓇ(GRV0926)、ジャイロパイラーⓇ(GRAL1520) |
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材料 | 鋼管杭 杭径800mm 板厚9mm 杭長14.0m 1箇所継ぎ 施工本数5本 鋼管杭 杭径1400mm 板厚14mm 杭長20.0m 1箇所継ぎ 施工本数18本 |
施工平面図

施工断面図

土質柱状図

引用元:圧入工法設計・施工指針 2020 年版【参考資料】(発行/国際圧入学会)