荒川区の三河島駅前に「エコサイクル」2基が完成

2014.10.1 ニュースリリース

株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長:北村精男)が開発した耐震地下駐輪場「エコサイクル」2基(計408台収容)がJR常磐線の三河島駅前(東京都荒川区)に完成し、荒川区営の公共駐輪場「三河島駅前自転車駐車場」として10月1日にオープンしました。

荒川区では、放置自転車対策を積極的に推進しており、JR常磐線の三河島駅(上野駅から2駅目)周辺の再開発事業でも駐輪場の再整備を実施。 快適な駅前空間の創出と同時に、収容台数を増やした利用しやすい駐輪場の整備が求められるなか、地上部を有効活用し駅に隣接して設置可能な機械式地下駐輪場の整備が検討され、省スペース・高収容で安全性と利便性に優れる当社のエコサイクルが採用されたものです。

駅前広場に設置されたエコサイクル(2基)

駅前広場に設置されたエコサイクル(2基)

整備においては、JR常盤線の高架に隣接しているうえ、再開発施設の建築工事と並行して作業を進めるという制約があるなかで、当社独自の圧入工法により、周辺環境に影響を与えない安全で確実な施工を実施。 地中に圧入したインプラント構造の許容構造部材をそのまま地下駐輪場の壁体として利用する合理的な設計・施工で、工期短縮を実現しました。 さらに、災害に備え、停電時でもシステムが稼働するよう非常用電源設備を導入し、移動手段としての自転車の有効性を最大限に活かす機能性の高い駐輪場として完成しました。

荒川区では機械式地下駐輪システムの導入は初めての事例であり、利便性の高い駐輪場の提供と、駅前での土地の有効活用といった課題を同時に解決する成功事例として運用に期待が寄せられています。

耐震地下駐輪場「エコサイクル」の詳細は、こちらをご覧ください。

204台の自転車を地下に高速収容

204台の自転車を地下に高速収容

以上

お問い合わせ先: 株式会社技研製作所 工法事業部 地下開発課 Tel.03-3528-1629
GKN14NW009JA