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杭打ち機の歴史と施工原理の変遷を学べる世界で唯一の博物館

世界杭打ち機博物館は、世界の杭打ち機の歴史と施工原理の変遷を、各国から集めた貴重な実機26台の展示によって学ぶことのできる世界で唯一の博物館です。
建物の基礎や土を留める擁壁、水をせき止める止水壁など我々の生活する社会基盤整備において杭打ち工事は欠かすことのできないものです。かつて、その杭打ち工事は近代国家への躍進と引き換えに、「打撃」や「振動」を原理とする施工機械によって多大な建設公害を引き起こしました。しかし、1975年に世界に先駆けて当社が発明した無公害杭圧入引抜機「サイレントパイラー」によって、その建設公害は一掃され、杭の利用法においても新たな領域を開拓してきました。
杭打ち機の歴史を通し、ものづくりの観点からも国内外を問わず多くの方々に興味をお持ちいただける施設です。
展示機種
世界の杭打ち機の変遷

ダ・ヴィンチの土質調査機
ダ・ヴィンチのデッサンをもとに再現した実物大モデル

ドロップハンマ式杭打ち機
蒸気機関を利用したドロップハンマ式杭打ち機

スチームハンマ
蒸気によりピストンを上下運動させる打撃式杭打ち機

パイルエクストラクター
地中に打ち込まれた杭を、圧縮空気や蒸気を用いて引抜く

ディーゼルハンマ
ディーゼルエンジンを利用した打撃式杭打ち機

バイブロハンマ
高周波を発生させ杭を自沈させる振動式杭打ち機

アースオーガ
接続したスクリューなどを回転させ、地盤にねじり込むように穴を掘る

パイルマスター
複数の鋼矢板を静荷重で押し込む圧入式杭打ち機
サイレントパイラーの進化

KGK-100A
創業者の夢がかたちに。サイレントパイラー1号機

KGK-100D
実用機として初めて販売されたサイレントパイラー

KGK-100H
完成度の高い量産機。圧入機メーカーの礎を築く

R42改
ジャイロパイラーの祖となった試作3号機

ラチェットパイラー(RP-100)
シンプルさを追求した引抜き専用機

スパイカー
低騒音・低振動のコンパクトなドロップハンマ

R33
上部障害を克服、新工法開発の先駆けに

KGK-80C4
自走によるコーナー施工を実現し、施工効率を向上

FT70
マストの全旋回機能を搭載、さらに小さく、軽量化

TP333
軽量鋼矢板に対応した初の量産機

AT90
コンピュータ制御による自動運転機能を初導入

SA100
スーパー自動運転を実現、超軽量化で作業性も向上

ECO100
環境配慮技術とIT技術で環境負荷を総合的に低減
見学について
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