製品設計課

製品設計課 2015年入社 工学研究科 卒

仕事紹介

私は、入社以来、当社の主力製品であるサイレントパイラーやその周辺機器を設計・開発する開発部 製品設計課という部署で働いています。入社から4年間は応力測定や設計検証、取説・パーツリスト作成に関わる業務を行うことで技術の基礎を学び、1年前から機械設計に携わるようになりました。

具体的な業務内容

現在では海外向け圧入システム機器の開発担当を担っています。『海外売上比率を全体の7割とする』という当社の長期ビジョンを実現するため、海外向け製品の開発が急がれる中、付加価値の高い製品を一日でも早く完成させるために日々の業務に取り組んでいます。製品設計課は、開発型企業として常に新しい機械を急ピッチで開発し、世界の市場にいち早く投入していくためにその責任を直接的に担う部署です。新機種の開発では、機械構成や仕様を決める過程で、仲間や上司との意見の相違や方向修正も少なくありません。設計者は、強い意志でその製品の本来のあるべき姿を追い求め、周囲の仲間を納得させ、より多くの協力者を得ることが必要であると考えています。

これまでに携わったプロジェクトや印象的な業務

当社の主力製品であるサイレントパイラーから、GRBGiken Reaction Base)システム機器であるクランプクレーン・ユニットランナー・パイルランナー等々幅広い製品の設計業務に携わってきました。特に現在設計を行っているパイルランナーは、初めて私が機種開発担当として携わった製品で、四苦八苦しながら設計業務を行っており、強い思い入れがあります。設計という仕事は、それまでの「不可能」を「可能」に変えることができる仕事です。まだ誰もやったことが無いことを自分の力で開拓することは容易ではなく、いつも頭を悩ましていますが、そういった誰もが頭を抱えるような問題をクリアするために、自分のアイデアが採用されたときには、設計者としてやりがいを感じます。

今後挑戦してみたいこと

今後は国内だけでなく海外の最新技術研究等も積極的に学び、当社の圧入原理の優位性をより効果的に発揮できる技術開発を行っていきます。そのためにもまずは語学を習得し、同じ機械に対しても、他の技術者と違うアプローチができる広い視野を持ちたいと考えています。

※取材時点(2019年8月)での情報を記載しております