新しい物を、新しい考え方で創る

建設のあるべき姿を実現するには、構築方法のみならず構造物自体のあり方をも革新する必要があります。これまで建設の主流を成してきた「永久構造物」の考え方は、構造物の機能が永久に変わらない前提であり、完成した構造物は、必然的に「過剰な安全設計 = 過剰なコスト」となります。また、撤去を前提としないので構造物を作り変える場合には、さらに大規模な工事となります。

社会は常に変化し価値観が永久に続くことはありません。構造物も必要とされる機能を発揮する期間に限りがあり、いずれは不要となる時が訪れます。科学技術や文化の進歩が著しい現代においては、目的・場所・機能を固定化する「永久構造物」という思想から脱却し、社会ニーズの変化に柔軟に対応できる新しい構造物のあり方が求められています。

循環型で持続可能な社会を実現

当社が提唱する「機能構造物」とは、その目的・設置場所・機能を、時代や社会の変化に応じて柔軟に対応させることが可能な、機能重視の構造物です。求められる機能に応じ、機能変化や撤去が容易に行えることを前提とした構造で、撤去した部材は、その機能に応じた構造物に再利用できます。

機能構造物

限りある地球環境の中で、私たちが豊かな文明社会を維持し続けるには、時代の変化や文化の発展に伴い、柔軟な機能変化や自然の復元、資材の再利用も可能とする循環型ライフサイクルに則った、機能本位の「機能構造物」を実現しなくてはなりません。