圧入工法

 

標準機械配置

サンプル機種:ECO82 

 
 
 

 

地中にすでに打ち込まれた杭、つまり“地球と一体化”した完成杭を数本つかみ(反力杭)、その引抜き抵抗力を反力として新しい杭(圧入杭)を押し込んでいく「圧入原理」に基づき、油圧式杭圧入引抜機サイレントパイラーによる圧入施工は行われていきます。圧入機本体は小型、軽量で、完成杭上を圧入杭につかまって「自走」していくため、杭材吊込み用クレーンが1台あれば圧入施工を行うことができます。

 

 

通常のクレーンを設置できない狭隘地や、仮設ステージを必要とする傾斜地や水上といった施工条件では、完成杭につかまって自走し吊込み作業を行う「クランプクレーン」を使用します。上図のように、圧入施工の全工程を完成杭の上で行うことのできる独自の圧入技術を「GRBシステム」といいます。

 

初期圧入手順

サンプル機種:ECO82 

 
 

既設杭のない状態から圧入作業を開始するには、一般的に「反力架台」を用いて初期反力杭を施工します。土質条件と杭長に応じた反力ウェイトを反力架台上に積載し、その総質量を反力として最初の杭を圧入します。圧入し終えた杭を反力杭として順次つかむことで反力を増しながら初期圧入を進めます。圧入機本体が全て初期反力杭に移動すれば、反力ウェイトと反力架台を撤去して初期圧入は完了します。

 

   

圧入機本体、反力架台を水平に設置

 

反力ウェイトを積載

 

最初の杭を建込み、圧入開始

 

   

圧入杭を所定の本数施工

 

反力ウェイトを撤去

 

反力架台を撤去し、初期圧入完了

 

自走手順

サンプル機種:ECO82 

 
 

圧入杭(6)の支持力が自走に十分な大きさまで得られたら、圧入杭(6)をチャックでつかんだまま、反力杭(1)〜(4)をつかんでいるクランプを開きます。圧入機本体を上昇し次の圧入ポジションに前進、下降させます。機体の水平度を確認したのち、新たな反力杭(2)〜(5)をクランプでつかみ、自走は完了します。継続して圧入杭(6)を地中に押し込んでいきます。