鋼管矢板

適用杭材一覧 

鋼管矢板圧入 

 
 

大きな断面性能

 

鋼管矢板は杭径と厚さを適切に選択することにより、U形鋼矢板で得られない大きな断面性能をもった連続壁を築造することができます。U形鋼矢板の最大断面係数は5,066cm3/m (コーラス社製 L6-138.7kg型)なのに対し、P-T型継手付き鋼管矢板を例に見ても、現時点で圧入工法に適用している範囲だけで1,670〜19,200cm3/m という断面係数の大きさと選択範囲の広さがあります。また鋼管矢板は曲げ剛性が高く、鉛直荷重にも強いため、目的の異なる様々な構造物を効率よく経済的に建設することのできる杭材です。

 

 

 

杭径別の断面性能比較

 

圧入工法では、現時点で圧入施工に適合する鋼管矢板を杭径によって大きく4つに分類し、各分類で専用の圧入機種を用いて施工能率の向上を図っています。圧入機の仕様に応じた杭径分類は500600mm(鋼管パイラーPP150)、700900mm(同PP260)、1,0001,200mm(同PP300)、1,3001,500mm(同PP400)です。それぞれの断面性能は下図のように分布しています。ただし継手形状はP-T型のみとしました。

 

21世紀は持続可能社会を目指す「環境の世紀」です。杭材にも施工方法と一体化してエコデザイン(環境配慮設計)を行う必要性が高まっています。新生建設業界の中核となるグリーン工法を実現するためには、構造材として優れるこの鋼管矢板にも更なる進化が求められています。