耐震盛土擁壁築造工法 〜適応例:新幹線軌道・高速道路等の新設、延伸〜

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日経コンストラクション2000年03月24日号掲載

 

 

【工法概要】

 

既存の盛土工法はその原理上、広範囲に及ぶ地上空間が必要とされています。新幹線・高速道路などの大規模で延長の長い軌道は、占有する地上空間も同様に大規模となります。地上生活空間は、国民の共有財産です。有効利用がなされないと、地上の文化を損ない国民生活を圧迫することになります。用地買収、法面のメンテナンスなど、問題点はそのまま税金・料金に反映され、国民への負担となることは間違いありません。

 

杭材は一本一本が耐震材であり、その集合体である擁壁は優れた耐震構造を有しています。また強固で遮断性の高い盛土擁壁は地域を二分し、防災上の機能を持つことができます。21世紀をにらんだ「新しいやり方で、新しい物を作る」本工法は、ハイブリッド杭材、盛土材料に新素材(ウレタン、ガラス材など)、タイロッドの施工は完全自動化するなど、その創造による効果は絶大です。

 

完全システム施工、完全仮設レス 〜余分な土地・労力・金は使わない〜

完全システム施工、完全仮設レスにより具現化される本工法は、工費・工期の大幅な削減を可能とします。さらに地上空間の有効利用による経済波及効果、国民生活の向上は文化国家建設のために欠くことはできません。