PPI工法 〜press pile independent〜

 

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日経コンストラクション2000年05月26日号掲載

 

 

【工法概要】

 

環境性

フーチングレスによって工事影響範囲を最小限に留めると共に仮設工程をなくし、工種を根本的に削除し環境破壊とエネルギー消費を徹底的に抑えた。また工事関係車両(ダンプ、生コン車、掘削機など)による事故発生率を抑えると共に二酸化炭素の排出量を大きく削減し地球環境を守ることが実現できた。さらに現行道路の人や車の通行に全く影響を与えることなく工事の進捗を図ることを常識とした。

 

安全性

「通行に対する安全」「工事自体の安全」「動植物、地球環境に対する安全」これら全てをクリアするために圧入原理の優位性を駆使した「GRBシステム」によって工事は進捗して行く。圧入によって地球と一体化した杭と杭を連結しながら、本工法の専用作業装置が前進し安全に工事を進めて行く。工法開発時点で安全確実性を大前提に設計している。

 

急速性

独立した完全システムで計画的に作業が進められる本工法は、フーチングレスのために当初より関連工種がない。特に人や車の通行に関係なく工事の進捗が図れ、昼夜兼行の自動運転作業や、複数台のシステムの導入により驚異的急速性を成し遂げることができる。また構造材は全てプレハブ化された工場生産規格合格材で現場作業の急速化を図った。

 

経済性

工事はその目的実現のために行うものであって、工事を行うための工事であってはならない。今まで当然のように消費、消化されてきた「土地、もの、金、時間」を新しい考え方、新しい工法によって革命的に見直すことができる。本工法はフーチングレスによって徹底的に工種の削減を図っており、特に現行工法で一番金と時間の掛かっていた仮設部分を基本的に無くした。またほとんどの資材を工場規格品とした。この経済効果は現行工法とは比較にならない。正に工法革命である。

 

文化性

目的に対してその機能が十分に発揮されているものは美しい。自然環境に影響を与えることなく地球に圧入された「フーチングレスピアー杭」は地球にしっかりと支えられている。橋桁は超軽量新素材(耐火ダンボールでも可)で「団扇(うちわ)構造」と位置付ける。つまり柄の部分をフーチングレスピアー杭がしっかりと支えている。地球と一体化した「杭」がそのまま「ピアー」の役目を果たし地球の変動に逆らわない。また杭も強靭で美しい新素材やハイブリット材を考える。工事施工に当っては「かっこ良く、賢く」進めることを本分としており、本工法は完全システム施工でこれを叶えている。さらにでき上がった作品は芸術性に溢れ文化が高くなければならない。本工法は原理に叶った機能美溢れる芸術作品である。